「ブブキ・ブランキ星の巨人」第三話感想。
バーサーカー黄金ちゃんの過去回かな?
一期でもありましたが、的場井が黄金ちゃんのお父さんを殺したと思われる回想シーン。
以前は黄金ちゃん視点でしか語られていませんでしたが、今回は的場井視点で描かれます。
黄金ちゃんは一方的に的場井が父親を殺したと思い込んでいたようですが、実際はブブキを手にした玄馬に驚いた部下が後ろから発砲した…というのが真相のようですね。
的場井と玄馬はライバル同士だったようですが、こんな結果になってしまって的場井も残念で仕方がなかったでしょう。
だからこそ、子供を持った一期終盤の黄金を庇った的場井の行動が意味のあるものに見えてきましたね。
兄VS妹
二話で薫子が王武の心臓を求めたため戦いになるジャパン組とアジア組(ジャパンもアジアですが)。
しかし日本組は先の戦いを乗り越えブブキとの信頼も圧倒的に勝っています。
同じ部位同士の戦いでは圧勝し、心臓に怯えるアジア組を説き伏せます。
っていうか静流と戦った彼、可哀そう過ぎませんか?
ヤ、ヤムチャーーーー!!!!????
静流は日本勢の中でも恐らく一番戦闘能力が高いです。
しかも他の国のブブキ使いと比べても頭一つ抜けているイメージですが、そんな静流と戦わされて、挙句にヤムチャられる(頭悪そう)なんて悲惨としか言いようがない。
そして極めつけの、
「ブブキがかわいそう…。」
精神的、肉体的にボコボコにされ自分なら一周回っておかしな趣味に目覚めそうなほどの圧倒的な暴力正論に返す術のない白君。
お礼を言いださないか心配です。
まぁお茶飲んでましたけど(どうしてこうなった)。
そして心臓なのに殴り合う兄妹。
うん、何の問題もなし!である。
薫子は先の戦闘でリンズを使いつくしていたので撤退しますが、黄金達の助言もあり薫子を追いかけることに。
そして場面はアメリカへ。
アメリカと言えば一期で東に殴り合いで助言を与えたエピゾ組います。
そしてこれがエピゾ達のブランキ、メガララ。
格好いいですねぇ、頭のリーゼントみたいなのが物凄くエピゾっぽい!
そこへ現れた敵ブランキ(デラシネ)を無事撃退するアメリカ勢。
ノリは物凄くアメリカンですが、エピゾのお寒いギャグは放送事故かと思うほど、
喋ってる途中でカットされてました。
いきなりこのシーンが挿入された時は、一瞬放送事故!?と思いましたが、何度見直してもカットされてたので「あぁ・・・」と。
誰にでも使える最強のブランキ。
エピゾのギャグを全カットして不穏な映像を差し込む製作スタッフの鑑(乱用)。
炎帝は現在他の心臓でも運用が可能?な状態にあるようです。
というか一期でも絶美が炎帝に誤認させて操ってましたが、それとはまた違うんでしょうか?
というかこの秘書さん、どうみても絶美さんですよね?
バーサーカー黄金大暴れ。
場面は再度東達へ。
薫子達を探している間に他の仲間とはぐれた方向音痴黄金と東。
そこへ的場井が現れ、二人に土部座して頼みます。
礼央子を助けてほしいと。
しかし父親を的場井に殺されたと思い込んでいる黄金はそんな的場井を殺そうとします。
あれ、ジンオウガ?(トラウマ感)
抵抗しない的場井を何度も殴りつける黄金。
やめて黄金!もう的場井のライフはゼロよ!!
というか的場井さん、子供ができたからもう継承終わっちゃって生身なんですよね?
本当に死ぬからやめて黄金ちゃん。
そんな黄金に的場井は黄金の父の死の真相を話します。
ちなみに、その時名前を呼ばれた黄金ちゃんがこちら。
あれ、この子本当にモンスターなんじゃないですか?
逆立ってますよ、御髪が…(恐れ)。
父の死の真相、的場井の想い。
的場井のブブキを拾い上げた玄馬を恐れた的場井の部下が勝手に発砲、しかし玄馬は力のすべてを黄金に継承しているのでブブキの銃は撃てません。
それでも、ブブキ使いはそれだけ恐怖の対象であり、ブブキ使いがブブキを持つという事は敵対する普通の人間には死を意味するんですよね。
作中でメインキャラが死ぬような描写がないので忘れがちですが、実際ブブキ使いによる力のない一般人の殺害や一方的な暴行もあったわけですから、この部下の行動も仕方がないのかもしれません。
ここからは一期にもあったシーンですね。
部下から取り上げた銃を持つ的場井をみて、黄金は的場井が殺したと認識してしまったんですね。
そしてそんな絶望から黄金を守るためライジョウドウ(右手ちゃん)が大暴れしますが、
ライジョウドウはまだ幼い黄金のリンズを無理に吸収し、逆に黄金を死の危機にさらしてしまいます。
そんなライジョウドウを説得しますが、やはり言葉は通じません。
黄金を助けるため、仕方なくライジョウドウを破壊しようとします。
ライジョウドウの目の傷はその時につけられたものなんですね。
しかしライジョウドウには逃げられ、どうしても黄金に普通の生活をさせてやりたかった的場井は罪滅ぼしの為に黄金を…というよりもライジョウドウを狙って現れていたようです。
的場井は黄金を守るために生きるといい、黄金は償うなら死んで償えと言いますがどうしても殺せない。
東も言葉をかけることができず、ただ雨の中黄金を抱きしめる事しかできません。
雨が上がり、黄金は的場井に「殺すなんて言わないけど許さない」と告げます。
的場井も満足そうに肯いていました。
いい意味でも悪い意味でもこの二人は親子のように見えますね。
そして炎帝復活へ。
ギーの陰謀により炎帝を与えられた薫子、本人は喜んでいますが、炎帝は明らかに他のブブキとは違い何か隠された秘密があるように思います。
この先薫子がどうなっていくのか、また礼央子がどうなっているのか、とても気になりますね!
まとめ。
少し長くなってしまいましたが、三話から話がグっと動きましたね!
正直、的場井と黄金の関係はずっと気になっていたので、この三話で語られたのは物凄く重要だと思います。
ある意味親子の愛に近いものを的場井には感じますが、もう能力を持たない普通の人間なので、最終的に黄金を守って…なんて事になってほしくないなぁと。
黄金は嫌がるでしょうが、父と父親になろうとする人を二人も失うのは不幸以外何物でもないですからね。
的場井には絶対に生き延びてほしいです!
というか、なんか最近アニメ見るたびに「生き延びてほしい!」なんて言ってますが、生死にかかわる話しか観てないのかと。
なんか心が荒みそうですが、がんばってほしいですね(?)。