おっさんがおススメしたい少女漫画。
自分は昔から漫画の垣根を超えて色々読んでいた気がします。
垣根、というのは少年漫画、少女漫画、青年漫画などですね。
まぁジャンルの垣根もあまりないんですけど。
今日LaLaの11月号を読んでいて思ったんですが、最近は男性、女性の垣根なく少女漫画が受け入れられてきたのではないかと思います。
その先駆けとしては近年一番大きな役割を果たしたのは間違いなく「夏目友人帳」「ちはやふる」辺りではないでしょうか?
「NANA」も一時期アニメ化、映画化されて人気でしたが、漫画自体は結構クセが強く、男性受けは決して良かったとは言えませんでした。
矢沢あい先生の作品なら「ご近所物語」辺りは男性でも読みやすいとは思いますけど、NANA、パラキスは完全に女性向けな印象です。
そこで、おっさんが独断でおススメしたい少女漫画を紹介してみようかと思います。
多くの作品がある中で、一番初めにおススメしたいのは、LaLaで短期不定期連載された「青春攻略本」です。
ご存知の方も多いと思いますが、つい最近アニメ化された「赤髪の白雪姫」をLaLaで連載されているあきづき空太先生の作品になります。
LaLaで2009年から不定期連載された作品で、赤髪の白雪姫がLaLa本誌へ連載を移す前に描かれていました。
始めてこの作品を読んだ時、あまりに何とも言えない胸の締め付けで切なくなった記憶があります。
4人の男子高校生が恋愛や高校生活を経て色々なことに気付いていく。
学校が好き、友達と遊ぶのが楽しい、この高校生活自体が自分達にとってどれだけの価値がある事なのか…。
読んでいる時に思いました。
果たして自分の高校生活の時はどうだったか…。
確かに友達とバカな事をしたり遊んだりしてましたが、その時にどれだけ学生生活が貴重だと感じられていたか…。
こういう学生生活だったなら!そう心から想える作品です。
確かに漫画です。
現実にはこういう風に綺麗事だけでは語れない事も沢山あります。
だからせめて、この作品の世界に是非没頭してほしいんです。
こうであったら、そういえばこんな事もあったかも…そういう想いを感じながら是非読んでほしいですね。
特に1話のヒロインである凪瀬さんが物凄く可愛いので、本当に、是非、是非読んでください(威圧)
まぁ、あきづき先生の絵のタッチは少女漫画とは少し違うかもしれません。
だからこそ男性にもすんなりと受け入れられるんじゃないかと、そう考えるわけです。
全2巻ですから読みやすいですし、赤髪の白雪姫のアニメ化でセットで置いてある書店も多いと思いますから手に入りやすいというのもいいですね。