2016年秋アニメ「ろんぐらいだぁす!」第一話観てみました。(感想)
皆さん、自転車には乗りますか?
自分は通勤に自転車を使用していますので、ほぼ毎日乗っています。
知人には100万オーバーの自転車を買った人もいますし、一時期仲間内ではプチ「自転車ブーム」が来ていた記憶があります。
おそらく「弱虫ペダル」のおかげだったように思いますが、さすがにロードバイクはね、日常生活、特に段差の多い田舎では使い勝手が非常に悪いので、結局クロスバイクに落ち着きました。
さて、そんな自転車を取り扱った漫画が秋アニメとして放送されましたね。
「ろんぐらいだぁす!」月刊ComicREXで連載されている人気漫画がアニメ化です。
この作品は言ってしまえば、
けいおんの自転車版
という感じですね。
楽器ならけいおん、バイクならばくおん、そして自転車ならろぐおん…じゃなくてろんぐらいだぁす!です。
こちらが主人公の亜美ちゃん。
水の星の人じゃないです。
けいおん系主人公特有のちょっとおっとりしたどんくさい子ですね。
そしてこちらが幼馴染の葵ちゃん。
まぁ澪ちゃんですね。
造詣もしゃべり方もそっくりです。
まんま自転車に乗る澪ちゃん。
幼馴染でどうやら運動も勉強も得意みたいです。
乗っている自転車は恐らくGIANTのエスケープ・・・かな?(よくわからない)
これだけでわかるほど自転車好きではないんですが、GIANTと言えばエスケープシリーズかなぁという勝手な思い込みです。
亜美ちゃんはたまたまこの自転車に一目惚れして乗りたいと言い出します。
葵ちゃんは心配していますが、見に行ってみる事になりました。
初めての専門店に喚起の声を上げる主人公。
お目当ての自転車を見つけ喜んで近づきますが、
144900円(税抜)
自転車に少しでも興味がある人なら、まぁあるよねそういう値段のも…と思うかもしれませんが、主人公は完全素人で恐らく今まで自転車を買ったことすらないと思います。
一般人からすると電動自転車でもないのに14万超えというのは、正直に言うと「頭がどうかしてる」値段なんだそうですよ(一般人談)。
現に亜美ちゃんは「ありえない値段」と真っ青になっています。
すると澪…葵ちゃんは、
「あっちは60万円超えてるし」
「あっちに至っては100万円近いゾ」
と、まず素人が自転車入門時に詳しい人から聞く頭のおかしい値段総評を披露します。
亜美ちゃんの持ち金は6万ちょっと。
けいおんならここで自転車屋オーナーの娘が「半額でいいわぁ~」と言いだしたり、ばくおんならここで中古自転車屋の娘が「私が亜美のためにレストアするんだ!」と言いだす所なんですが、残念ながらろんぐらいだぁす!にはどちらも居なかったようです。
これでは買えません、ということで他の自転車屋さんへ。
庶民の味方、全国チェーンのサイクルベースあさひ!サイクルショップほしみへ。
本当にありそうな名前ですよね、
そこの店頭で一目惚れした自転車にそっくりな折り畳み自転車を発見します。
24800円(税込)
「それ知ってるのん。1ヶ月くらいでキーキー言いだすやつなんな」
※実際よく売れているメーカーです。
今度は安い!と絶句している亜美ちゃん。
そうでしょうね、14万の自転車見た後に3万の自転車見ればそりゃ安いと感じますよ。
11万円も差があるんだもの。
どうしてこんなに値段が違うの!何が違うの!と質問する友達に「性能とか色々」とコミュ障かと思うほど適当な受け答えをする葵ちゃん。
そしてそんな説明でも納得して、似てるしいいや!と妥協しちゃう亜美ちゃん。
男ならここでついついその性能について詳しく話しがちですよね。
何段変則が、タイヤサイズが、フレームが、ディレイラーがシフトフィールが云々かんぬん・・・・。
けどここは流石の主人公、これがいい!と貫き通します。
この流れは最初に手に入れた剣が実はとんでもない伝説の武器だったとか、最初に乗った機体がとんでもスペックのオリジナルロボットだったとか、男でもわかる感覚だと思います。
そして話はサイクリングに行こう、という方向に向かいます。
今まで何も真剣にできなかった、自分に自信がなかったから自転車でかわれたら・・・と思っていた亜美ちゃんは物凄く乗り気です。
この感じ、けいおんで見た事ある!
そしてサイクリング当日、初めての感覚にはしゃぐ亜美ちゃん。
はしゃぎ過ぎて倒れてしまいます。
ハンガーノック、十分なエネルギーをとらずに急激な運動をすることで低血糖状態になることです。
自分は高校生のときに一度このハンガーノックで倒れたことがあるので滅茶苦茶気を使ってますが、あまり一般的ではないですよね。
その後は通りすがりのライダーに助けてもらい、
近くの牧場で楽しくジェラートタイム。
自転車で出会う楽しみと自転車で走る楽しみを味わって初めてのサイクリングは終了しました。
名前を聞き忘れた!と言っていた通りすがりの人たちは、実は大学の先輩でしたなオチまでついて一話終了です。
想像以上に面白かったです!
ばくおんもそうでしたが、やはり乗り物漫画やアニメは最初の一話が物凄く重要ですよね。
まぁなんでもそうなんですけど、乗り物系ってどうしてそうなるのか、そうなったのかという過程が物凄くときめきます。
自分が買うなら何かなとか、どういった理由でそのマシン(自転車)を選ぶのかなど自分なりの理由なんかも含めて考えることができますしね。
初めて自分がバイクや自転車を購入したとき、車を買ったとき、どんな感じだったかなぁと楽しんだり、これから買う人はもっと説明が欲しいな!とかオレならワタシならアレかなぁ!とワクワクしながら観るとお酒がすすみます…。
自転車で走っているときの主観視点3D描写もいいですね、実際に乗っているかのような感覚が味わえました。
まずは走る、そういうことに重点を置いた一話だったと思います。
ろんぐらいだぁす! コミック 1-6巻セット (IDコミックス REXコミックス)
- 作者: 三宅大志
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2015/12/26
- メディア: コミック
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