「終末のイゼッタ」第二話感想。
10月に入って露骨に忙しくなる日本の伝統って嫌い。
さて、ようやく終末のイゼッタ二話を視聴する事ができました。
今回は前回飛行機が爆散した直後から始まります。
OP観て絶句したんですけど、イゼッタ、結局対物ライフルに乗って飛ぶんですね。
(バスターガンダム?)
これが風の谷のガンシップのプロトタイプか…(錯乱)
これは予想外でした、ただ一度箒の代わりに使用するのかと思いきや、ハンドルとサドルまでつけて完全に乗りこなしていらっしゃる。
確かに飛行能力では飛行機に引けを取らない上小回りも効きますからかなりの脅威ですよね。
なんか右手にブレーキのような物が見えますが、たぶん銃のトリガーでしょう。
だってブレーキ関係ないもの!
これ観た時の感想が、
「親方!空・・・に対物ライフルに跨った女の子が!!」
こういうとちょっとどこかをおかしくしてしまったようですけど、まさに自分の素直な気持ちです。
どうやら魔法には使用制限があるようですね。
「ここならやれる」と何かを確認している描写があります。
この場面以降も2回ほど出てきましたが、その度に手の中の宝石のようなものは大きさが違っていました。
このシーンはいろんな意味でやばいですね。
いったい何を暗示しているんだ・・・(深読み)
その後姫様と協力して敵飛行機をその股にあるごついライフルでぶち抜き、なんとか逃げ延びることに成功します。
姫様が山を越えて自分の領地側の砦に行きたいと告げていたので、無事山を越え、たまたま砦から逃げ落ちていた兵士に救われます。
イゼッタは自分に関わったばかりに姫様がケガをするのを気にしている様子。
一話でもありましたが、イゼッタを庇い武器や農具を持った民衆に立ちはだかる姫様の映像でもわき腹に怪我を負っていましたね。
シャワーシーンでもはっきり映っていましたが、やはりイゼッタを庇ったときに負った傷のようです。
イゼッタは子供のころ祖母と二人で逃げながら生活していたようです。
魔女としては歴代最高の力を持っているため制御できず、人の中で暮らすのが難しいのだとか。
その途中で姫様と出会い、友達になります。
結局魔女であることがばれ民衆に襲撃されて・・・というのが例のシーンにつながるんでしょうね。
だからイゼッタは姫様のことを「命の恩人」だと言うのでしょう。
その後は姫様も目を覚まし、領地内にある廃棄された館で体を休めます。
姫様はイゼッタに「逃げろ」と伝えますが、イゼッタは決心したように国と姫を守ると誓う所で二話は終了です。
ここまでアップにする必要なかったでしょう?
二話は魔法を駆使した戦闘描写がようやくお披露目されましたね。
血を媒介に魔力を流したり、飛行速度を飛行機と同じ400キロ程度まで上げることが可能だとわかりました。
400キロって生身の人間が身をさらしていい速度じゃないんですが、魔法ですから!
きっと防護障壁とか空気抵抗軽減系の魔法があるのでしょう。
敵のパイロット(CV:細谷君)も言ってましたが、この科学の時代に魔女っていうのがものすごく味噌なんですが、うまいことそれを見せ付けることができたと思います。
BGMもどこかハリーポッターのような、何かしら不思議な感じでとても耳に残りますね。
所々で音声を取り入れたようなBGMが入るんですが、それが特に耳に入ってきます。
ともあれ、二話という大事な加速期間で上手に作品を魅せてくれたと思います。
魔法VS科学、というこのアニメのテーマをしっかり描けていたのではないでしょうか?
ここ姫様がアスナにしか見えないんですけど、ついにおかしくなってしまったかなぁ・・・。
あ、あと次回予告の一枚絵が凄く印象的でした。
これ、よくないですか?