メタルギアサバイブについて小島監督がコメントを出しましたね。
前回この記事の最後に、
小島監督はこのゲームをどういう想いで見ているのか物凄く興味がある。
と書きましたが、先日のTGS2016でこのゲームについて発言していましたね。
「メタルギアサバイブって監督のアイデアだという噂をネットで見ましたがそうなんですか?」
「全然関係ないですよ(半笑い)」
「まったく知りません」
「ゾンビなんか出るわけ無いじゃないですか」
これ、何気にすごいコメントですよね。
結構日本、特にこういう業界ってやめた後でもだんまりって事が多いと思います。
まぁ当たり障りが無い感じのコメントを出して場を濁すというのが最も多いんですが、小島監督はなんていうかはっきりと言いますよね。
有名な監督ってこういうすっぱり斬る人が多いと思います。
自分の中で一番似ているなぁと思うのは宮崎駿監督でしょうか。
あの人も自分が言いたい事ははっきりきっちり発言する人なんで。
煙に巻く事もありますけどね。
小島監督は海外での活動も多いからなのか、思考が日本人のそれとは少し違いますね。
事なかれ主義ではない、というかなんというか。
確かに日本では、特に会社経営者からは嫌われるタイプでしょう。
けどこういう人が飛び抜けたものを作るんでしょうね。
宮崎監督然り、庵野監督然り、富野監督然り。
まぁ映画とゲームじゃ違うのかもしれませんけど、自分には違いはわかりません。
世界を作るという意味では同じじゃないかな?
この発言はその日にはあっという間に拡散されました。
知人のアメリカ人が大喜びしてメールしてきてましたねぇ(お前は仕事をしろ)
自分は熱心なMGSファンではないんですが、実は熱心なZ.O.Eファンではあるんです。
この人の物凄く深度のある世界観、好きなんですよねぇ。
なので一連の騒動はMGSファンのみならず、自分達Z.O.Eファンにも物凄い衝撃を与えたんですよね。
なのでMGSが監督以外の手でまがい物になっていくのが許せないという気持ちもわかりつつ、ゾンビ物として楽しみにしている複雑な心境を持っているんですよね・・・。