今日買ってきた私のおすすめ漫画。
自分はオタクの名に恥じない程度にはオタクなんですけど(?)、結構漫画やアニメの趣味は多岐にわたるんじゃないでしょうか?
基本的には何でも観ます。
例えそれがハーレム物でもBL物でもとりあえずは観ます。
特にアニメはそういう傾向が強いと思います。
でもハーレム物や過激な性的嗜好をにおわせるものは最近では食傷気味で真剣には観てないかも知れないです・・・。
さて、今日漸く友人の所で取置きしてもらっていた漫画を買ってきました。
2冊買ってきたんですが、1冊は最近話題になっている九井諒子先生の「ダンジョン飯」です。
ダンジョン飯 1巻<ダンジョン飯> (ビームコミックス(ハルタ))
- 作者: 九井諒子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
- 発売日: 2015/01/15
- メディア: Kindle版
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九井先生と言えば独特の世界観とコミカルなキャラクターが魅力的です。
この世界観は言葉にするには自分の能力がないので難しいのですが、一言で言うと「不定形」といった感じでしょうか。
短編集を読んでもらうとわかりますが、物語によって印象がガラっと変わります。
独特の雰囲気は残しつつ話の体積を変えるちょっと年齢高めな構成です。
ダンジョン飯がランキングに載ってから広く認知されて評価されている今注目の漫画家ですね。
九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子<九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子> (ビームコミックス(ハルタ))
- 作者: 九井諒子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
- 発売日: 2013/02/19
- メディア: Kindle版
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中でも自分がお勧めしたいのはこちらの「ひきだしにテラリウム」「竜のかわいい七つの子」です。
九井先生の本はまだ数冊しか出ていませんので、ある意味有名どころですが、どちらも読後感はとても素晴らしい。
ダンジョン飯は現在3巻まで発売になってます。
今回は3巻を購入してきました。
あらすじはどこでも読めるんですが、簡潔に説明すると、
「ダンジョンのモンスターを食べよう」
です。
まぁ大体タイトルでわかると思いますけどね。
このダンジョンのモンスターは人間を襲っています。
つまりは人間を栄養として取り込んでいるモンスターもいるわけです。
そのモンスターを倒して食べる・・・とても「頭おかしい」と思うでしょう?
ただどことなく現実世界にもある料理に似ていたり、唯一の常識人が徐々にダンジョン飯に違和感を覚えなくなっていったりと九井先生お得意のなんだか足元グラグラするなぁと言ったような絶妙なバランスの漫画になってます。
短編集などの作品に比べれば格段に安定感はありますけどね。
最近ありふれている「料理漫画」とは少しカテゴリーが違いますね。
もう料理食べてアヘ顔晒す女性も男性も飽き飽き!って人も、ちょっとおかしな世界を見てみたいと言う人にもお勧めできる漫画じゃないでしょうか。
さて、2冊のうち1冊は「ダンジョン飯」でしたがもう1冊は・・・というとこちらもある意味では料理漫画です。
「異世界居酒屋のぶ」
異世界居酒屋「のぶ」(1)<異世界居酒屋「のぶ」> (角川コミックス・エース)
- 作者: ヴァージニア二等兵
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2015/12/29
- メディア: Kindle版
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こちらは元々は「なろう系小説」が原作で現在2巻までコミカライズされています。
小説のほうも読みましたが、これは漫画作品でも映えると思います。
ある意味で料理漫画、と書いたのには訳がありまして、こちらの作品には特別な料理は特に出てきません。
自分達が日々食している物、よく見知っている物がメインです。
ですがこの作品が他とまったく違うのは、そのありきたりな料理を食べているのが異世界の住人だと言う事。
冷えたガラスのジョッキを見て大騒ぎする兵士、カツサンドを食べて感動する貴族、キスと聞いて興奮する客達など、私たちには当たり前の事が彼らには非日常のように感じるんですよね。
近年異世界物と呼ばれるジャンルが確立されていますが、この作品はその中でもとてもいい所を題材にしたんじゃないでしょうか。
絵もとても見やすくて女性は可愛い、男性は凛々しい、料理は美味しそう・・・漫画としてのレベルも高いと思います。
以上の2冊が今回購入してきたおすすめの漫画ですね。
まだ読んだことない!という人は是非一度読んでみてください。
(なんかようやくオタクらしい記事を書いた気がする・・・)